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左と右。

2本並べたジーンズ。
共に21ozのセルビッチデニムで、経糸と緯糸は全く同じ色、同じ太さです。
並べると微妙に色の濃さが違って見えますよね?

左が左綾で色が薄め、右が右綾で少し濃く見えます。



元の糸は全く同じものなのになぜ織り方が変わると色が違って見えるのか?
それはですね、元々の糸が「Z撚り」と呼ばれる捻り方をしている事が理由であります。

糸は何本かの綿の繊維を捻る(ねじる)、撚る(よる)、ことで強度を出しています。そのねじり、よりがZの文字に見える事でZ撚りと呼ばれるわけです。

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その糸で生地を織るときに糸の撚りが元に戻る方向、すなわち右方向に畝が伸びる右綾ですと、

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糸が戻って太めになり、緯糸の白が見えずらくなり、結果全体が濃いめに見えていきます。

これが左綾ですと、糸がより締まり細くなる様になり、緯糸のしが沢山の見える様になるので、結果白っぽく薄い色に見えるわけです。

0228-3_201902281715057e6.jpg

この糸が膨らむ、締まるが穿き込んでの色落ち感の差にも繋がるわけですが、それに関してはまたの機会にブログで書きますね。

要は左綾は色が薄く見えるけど、糸の色差は無いんです〜と覚えておいて下さいね。

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