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デニムの色落ち

デニムの生地の特性を示す用語で「色落ち」という表現が有ります。

「そのジーンズ、いい感じに色落ちしてるね〜」とか「このデニムの色落ちはどうですか?」とかね、よく使うでしょ!

では、その色落ちって具体的にはどんな状態なんでしょうか?

これは生(未洗い、未使用)の左綾デニム生地です!

斜めに綾が走ってて濃く見えるのが経糸。
その横に点々で白く見えてるのが、緯糸です。



アップで見るから濃いブルーと点々の白がはっきり見えますが、遠目に見ればほとんど濃いブルーです。

それが商品(ちなみにこいつは右綾)になり、実際に穿き込まれてくると・・・

1017-2_20131017114037609.jpg

濃い経糸がムラに色が抜けて来てるのが分かりますよね?
横の点々は白が薄く色づいてベージュ色に変わって来てますが、これはこの写真のジーンズを半年以上洗ってなくて、多少汚れてるからで、奇麗に洗えばもっと白く見えます・・・・。

もっとアップにすると・・・

1017-3_20131017114035af1.jpg

濃くてブルー一色だった経糸が、その表面のブルーが剥がれてるかのごとく色が無くなって、その下の白が見えてますよね!これが色落ちの正体です。

すなわち経糸の表面だけにインディゴのブルーが染められてるからこそ色落ちたる事が起こるわけです。
だって糸の芯までブルーに染めたら、こんな状態にはなりませんよね!落ちても落ちても中にブルーが居るわけですからね・・。

言い換えればデニムの経糸は完全には染められてないってことで、これこそデニムの色落ちの元なんです。

とまぁ、色々偉そうな事を書いてますが、そんなマクロの事はどうでも良くて、要は色が落ちた時にカッコいいかどうかなんで、デニムはどんな物であれ色落ちしますから、それを穿く人がどのように穿くかで全てが決まるわけです!
★ちなみにこの写真の金色に見えるのはデニムを縫い合わせているミシン糸です。

これをよ〜く見て下さい! 見事に経糸緯糸の間に入り込んでるでしょ!けっしてそれらの糸を切ったり潰したりせずに!
実はミシンを掛ける時に針が微妙にしなりながらちゃんと糸の隙間にそれらを避ける様に入り込んでくれるんですよ〜。
だから生地と生地を縫い合わせる事が出来るんです!だって生地の糸を切ってしまったら、いくら縫い合わせてもバラバラ、ぼろぼろになっちゃいますからね〜〜。
自分的には、色落ちより、縫うって言う事の方が凄〜く興味あるんですよね〜〜
コレに関しては後日改めて書きます!

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