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工場=現場はやっぱ面白い!UK版

私は物を作る時は先ずは生地を作る事から始めます。
生地を作るには机の上でWebや雑誌を見ててもアイデアは浮かんでこないので、基本は現地に飛んで工場に入る、そんなアナログの方法でもっぱら進めているですが、これが結構楽しいですよ。

先日までのUKの旅でも幾つかの工場に行って楽しい思いをしたんですが、スコットランドにAEROを尋ねた際に、たまたま隣にウールを加工してる工場が有ったので、これも良い勉強と思い、AEROのWillに頼んでみせてもらいました。



この写真は水平回転式の昔の脱水機から絞ったばかりのウールの反物を引っ張り出してるとこです。

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引っ張り出された反物はこんな風に工場の天井まで宙を舞う様に次のマシンまで移動して行きます!!

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移動ついでに畳まれた反物は次の行程である熱乾燥に・・・!

914-6.jpg

手前から上に上りそこから何回かの上がり下がりをしながら奥の熱を発するヒーターにあぶられようにして乾燥させています。ちなみにこの機械・・ゆうに何十年と使ってるとの事でした。ということは何十年もやり方を変えてないってことになるわけです・・・。

そうやって乾燥された生地は色々な行程を通りながら、目が詰まった顔のウールになつたり、ふんわり暖かそうなウールになったりと表情を変えて行きますが、シャギー見たいな毛がめちゃ起ったやつは・・・・このマシンが活躍してました。
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なんだか小さなたわしがぎっしり詰まったドラムが見えますか?ここで先ほど乾燥されて奇麗に整理された反物を大きな木のローラーで引っ張ってこすりつけています。
その出来上がりが、コレ!奇麗な毛起でしよ!

914-1_20110914155709.jpg

そして手前に見える松ぼっくりのギザギザ版みたいな植物の枯れた実?が、何と先ほどの小さなたわしのようなものの正体です! 
紙ヤスリとかブラシを使うんじゃなく何百年もこのやり方らしいです!これにはびっくりしました・・・!

日本ではウールの加工場を見た事がないので、違いがあるかどうかも全く分かりませんから、偉そうな事は言えないですが、とにかく昔からのやり方、昔からの機械で作り上げられてるウールにめちゃくちゃ興味が湧いてしまいました。
なので、お約束通り、ウール生地を作ることにしました・・・・!それも世界で1つだけの完全オリジナルタータンチェックをです! 来年の冬にはウールシャツ出しますからね~~~!

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